笑い
2010年 01月 06日
「免疫道場」 安保徹+鬼木豊著より紹介させて頂きます。
・作り笑いでも免疫力はアップする。血流活性化のため、とにかく笑え!
健康遺伝子の発現を促し、活性化させていく具体的な刺激の筆頭として、村上先生が推奨されているのが笑いです。そのポイントは、声を出して大きく笑うこと。大きな笑いであれば、作り笑いでもかまわないということです。
笑いの効用は免疫学の分野においてもおおいに注目されるところであり、落語を聞いたあとは、ガン細胞を攻撃するNK細胞が活性化することなども研究によって明らかにされています。つまり、遺伝子の働きと免疫力とはそもそも非常に密接な関係にあり、村上理論に自律神経に基づく免疫学の考え方が加わると、笑いによる遺伝子発現のメカニズムも明快に解き明かすことができるのです。
遺伝子が持つ遺伝情報は、遺伝子の本体である細胞核のDNAから細胞内のRNAへと伝えられ、たんぱく質に翻訳・合成されて、はじめて使えるようになります。実は、ここまでの流れはすべてエネルギーの代謝経路に沿って行われている、という事実に注目すると、笑いと遺伝子、および免疫力とのつながりも容易に見えてくるのです。
細胞の代謝機能を支えているのは、熱すなわち体温なので、体温が低下して細胞が冷えると、代謝機能も衰え、遺伝子の働きも阻止されます。この悪循環から脱出する方法が、低下した体温を上昇させて、代謝が円滑に行われる体内環境を作り上げていくことになるわけです。
(中略)
笑いは喜びや楽しさを表す人間ならではの表現方法ですが、その遺伝子発現・免疫力増強効果は、顔の筋肉運動という極めて単純なしくみによって発揮されます。筋肉が動くとそこから熱が発せられます。この熱が血液を動かす力となって、血流を活性化させるのです。
その証拠に、口を大きく開けて思いっきり笑ったあとは、誰の顔にも赤みが差して、瞳がキラキラと輝きを増しています。体もポカポカと温かくなり、うっすらと汗ばむことすらあるほどです。これらはいずれも血流の回復によってもたらされる変化であり、日頃から笑いに包まれた生活を送っている人は、基本的に低体温とは無縁の世界にあるといっても過言ではありません。
一方、笑いと遠く離れた世界にいるのが、希望を失い、絶望の淵に立だされている人で、心理的な落ち込みによって血流が途絶え、体は心底冷え切っています。顔の筋肉も硬くこわばり、笑いたくても笑えない状況です。
しかし、どんなに精神的にまいっている人も、鏡に向かって無理やりに笑顔を作ってみれば、血流は確実に動きだします。最初は顔がひきつり、うまく笑えなくても、くり返しトライするうちに筋肉がほぐれて、ゲラゲラと笑えるようになります。すると、青白かった顔にも赤みが差して、途絶えていた血流が戻ってくるというわけです。
事実、手軽さと確実性で考えた場合、笑いに勝る血流促進法はそうそう見つかりません。笑いを上回るものがあるとすれば、病気に伴う発熱でしょうが。熱をもって病原体を制する白血球の働きも、必要に応じて遺伝子を発動させていくという、体が備えた一つの才能なのかもしれません。
#管理人です
笑って生活するって凄く素敵なことだと思います。体によいだけではなく単純に楽しい人生が送れそうです。当たり前の話ですが。くよくよしそうな事やしんどい事でも笑いに出来る能力を私もつけていきたいものです。
・何事もやりすぎると、免疫力は低下する。激しい運動ばかり続けるな!
また、適度に摂取すれば、消化管の動きを活性化して副交感神経を優位にする食物繊維も、とりすぎれば胃腸の負担になって体調を悪化させます。そして、同じく免疫増強に役立つ「笑い」でさえも、程度が過ぎれば弊害が出てくるのです。
病気の人は交感神経の緊張によって日常生活から笑いが失われているため、落語を聞いたり、コメディー番組を見て、毎日笑いの時間を持つことが治療に役立つわけです。ところが、常にニタニタと笑顔を絶やさない世界に入ると、今度は副交感神経の働きすぎでリラックス過剰に陥り、「ここぞ!」というときにも気迫が湧かず、集中力も発揮できなくなってしまいます。これが笑いすぎによる弊害であり、行き着く先にはうつ病やアレルギー疾患が待ち構えています。
#再び管理人です
やっぱり、何事もバランスが大切で良いことでも過ぎると良くない。当たり前のことですが。なんでもないような事を面白く発想したり、当たり前の事に幸せを感じる能力や感覚があると幸せな人生が送れるんだなぁ~と感じました。
これまた、当たり前のことですが。笑顔で楽しく発想し変化していきたいと思いまぁ~す(^0^)
「今日の嬉しかったこと」
・美味しい鍋を食べた
・楽しい会話をした
・好きな歌を聴いた
・人に支えられているんだなって感じた
・作り笑いでも免疫力はアップする。血流活性化のため、とにかく笑え!
健康遺伝子の発現を促し、活性化させていく具体的な刺激の筆頭として、村上先生が推奨されているのが笑いです。そのポイントは、声を出して大きく笑うこと。大きな笑いであれば、作り笑いでもかまわないということです。
笑いの効用は免疫学の分野においてもおおいに注目されるところであり、落語を聞いたあとは、ガン細胞を攻撃するNK細胞が活性化することなども研究によって明らかにされています。つまり、遺伝子の働きと免疫力とはそもそも非常に密接な関係にあり、村上理論に自律神経に基づく免疫学の考え方が加わると、笑いによる遺伝子発現のメカニズムも明快に解き明かすことができるのです。
遺伝子が持つ遺伝情報は、遺伝子の本体である細胞核のDNAから細胞内のRNAへと伝えられ、たんぱく質に翻訳・合成されて、はじめて使えるようになります。実は、ここまでの流れはすべてエネルギーの代謝経路に沿って行われている、という事実に注目すると、笑いと遺伝子、および免疫力とのつながりも容易に見えてくるのです。
細胞の代謝機能を支えているのは、熱すなわち体温なので、体温が低下して細胞が冷えると、代謝機能も衰え、遺伝子の働きも阻止されます。この悪循環から脱出する方法が、低下した体温を上昇させて、代謝が円滑に行われる体内環境を作り上げていくことになるわけです。
(中略)
笑いは喜びや楽しさを表す人間ならではの表現方法ですが、その遺伝子発現・免疫力増強効果は、顔の筋肉運動という極めて単純なしくみによって発揮されます。筋肉が動くとそこから熱が発せられます。この熱が血液を動かす力となって、血流を活性化させるのです。
その証拠に、口を大きく開けて思いっきり笑ったあとは、誰の顔にも赤みが差して、瞳がキラキラと輝きを増しています。体もポカポカと温かくなり、うっすらと汗ばむことすらあるほどです。これらはいずれも血流の回復によってもたらされる変化であり、日頃から笑いに包まれた生活を送っている人は、基本的に低体温とは無縁の世界にあるといっても過言ではありません。
一方、笑いと遠く離れた世界にいるのが、希望を失い、絶望の淵に立だされている人で、心理的な落ち込みによって血流が途絶え、体は心底冷え切っています。顔の筋肉も硬くこわばり、笑いたくても笑えない状況です。
しかし、どんなに精神的にまいっている人も、鏡に向かって無理やりに笑顔を作ってみれば、血流は確実に動きだします。最初は顔がひきつり、うまく笑えなくても、くり返しトライするうちに筋肉がほぐれて、ゲラゲラと笑えるようになります。すると、青白かった顔にも赤みが差して、途絶えていた血流が戻ってくるというわけです。
事実、手軽さと確実性で考えた場合、笑いに勝る血流促進法はそうそう見つかりません。笑いを上回るものがあるとすれば、病気に伴う発熱でしょうが。熱をもって病原体を制する白血球の働きも、必要に応じて遺伝子を発動させていくという、体が備えた一つの才能なのかもしれません。
#管理人です
笑って生活するって凄く素敵なことだと思います。体によいだけではなく単純に楽しい人生が送れそうです。当たり前の話ですが。くよくよしそうな事やしんどい事でも笑いに出来る能力を私もつけていきたいものです。
・何事もやりすぎると、免疫力は低下する。激しい運動ばかり続けるな!
また、適度に摂取すれば、消化管の動きを活性化して副交感神経を優位にする食物繊維も、とりすぎれば胃腸の負担になって体調を悪化させます。そして、同じく免疫増強に役立つ「笑い」でさえも、程度が過ぎれば弊害が出てくるのです。
病気の人は交感神経の緊張によって日常生活から笑いが失われているため、落語を聞いたり、コメディー番組を見て、毎日笑いの時間を持つことが治療に役立つわけです。ところが、常にニタニタと笑顔を絶やさない世界に入ると、今度は副交感神経の働きすぎでリラックス過剰に陥り、「ここぞ!」というときにも気迫が湧かず、集中力も発揮できなくなってしまいます。これが笑いすぎによる弊害であり、行き着く先にはうつ病やアレルギー疾患が待ち構えています。
#再び管理人です
やっぱり、何事もバランスが大切で良いことでも過ぎると良くない。当たり前のことですが。なんでもないような事を面白く発想したり、当たり前の事に幸せを感じる能力や感覚があると幸せな人生が送れるんだなぁ~と感じました。
これまた、当たり前のことですが。笑顔で楽しく発想し変化していきたいと思いまぁ~す(^0^)
「今日の嬉しかったこと」
・美味しい鍋を食べた
・楽しい会話をした
・好きな歌を聴いた
・人に支えられているんだなって感じた
by nakayamaryu
| 2010-01-06 22:03
| 本の紹介など